FASTは、燃焼プラズマからフュージョンエネルギーを取り出し、そのプラズマ維持と工学的な課題を統合的に実証する、世界で初めてのプロジェクトです。
フュージョンエネルギーは、太陽や星が輝くためのエネルギー源です。重水素(Deuterium)、トリチウム(Tritium)といった軽い原子核同士の核融合反応によって、膨大なエネルギーが放出されます。重水素は海水から抽出が可能、トリチウムは自己増殖が可能といった、自国での燃料確保という地政学的な利点があり、また燃料や生成物に温室効果ガスを含まず、カーボンニュートラル社会に貢献します。高レベル放射性廃棄物が発生しないことから、次世代の究極的なエネルギー源として、早期開発が期待されています。
2030年代の発電実証や、以下の技術的課題を解決し、フュージョンエネルギーの商業化に向けて開発を加速させます。
フュージョンエネルギーの中核技術であるトリチウムを使用した燃焼プラズマの生成と持続、制御。
核融合反応の燃料となるトリチウムを増殖し、抽出、回収、再利用する技術の実証。
フュージョンエネルギーシステムを統合し、安全で持続的に運転するプラント技術の開発と実証。
FASTでは、豊富な実験知見が蓄積されてきたトカマク方式を採用。 設計の信頼性が高く、コストや技術リスクの管理に優れたアプローチです。さらに、高温超電導マグネットや高性能ブランケットなど、最新の炉工学技術を集約し、革新的かつ実現性の高い低アスペクト比トカマク炉を構築します。
FASTはHTSコイルを使った低アスペクト比トカマク装置とし、小型で経済的なプラントに必要な実証試験を行います。早期の社会実装に必要な研究開発を行うため、以下の仕様で設計を進めます。
Starlight Engine Ltd.は、FASTの事業主体としてプロジェクト全体の統括を行うとともに、技術開発やビジネス開発、資金調達、立地選定、サプライチェーン構築などを推進していきます。また、商業プラントの建設も手掛け、プラント技術や統合システムを海外輸出する民間事業主体となることを目指しています。
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